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執筆者の写真おいまつ÷のぞむ

「町の教会」になるまでの長い道のり...

今年度から「PTA役員推薦委員」という者になりまして

昨晩 初めてその会合に 行ってきました


この委員会は

 2020年度の役員立候補者を発掘する

という目的で設けられているものですが

この会が存在すること自体が

なり手不足の現実を よく表してますよね笑


まぁ

昔から

何処の学校でもそうなのでしょうが…




昨日は機会がありましたので

何故 保護者の方々がやりたがらないのかについて

現会長さんに聞いてみました


その時 会長さんが

一番の理由として あげておられたのが

多忙さでした


PTAが 関わらないといけない行事が多すぎる

それが 役員の負担を 重くしてると 話しておられました




その数ある行事の中で

私の関心をひいたのが

近所の神社のお祭りでした


もちろん

お祭りの運営に直接携わるわけではなく

見回りを 保護者で分担しているそうです


以前から

「巡視は教師の仕事ではないよな」と思っていましたが

まさか PTAまで 関わっているとは…

正直 驚きました




一宗教法人の祝祭が滞りなく行われるために

学校が 組織として 定期的に 労力を割くべきかは

さておき

私が 興味深いなと思ったのは

このイベントを見守ることに

保護者の側も それほど違和感を覚えていないということです


例えば

教会が フェスティバルやバザーを開催したとして

そこに 地域の子供達が参加しても

彼らの面倒を見るのは

教会のメンバーや 参加者の親です


子供たちが溢れているからと言って

(最近はそういうことも減ってきましたが…涙)

地域住民の協力を取り付けることも

まして PTAに 何かをお願いすることなど…

考えたことさえありません


規模が違う 歴史の厚みが違う と言えばそれまでですが

圧倒的な認知度の差を

痛感させられましたね…




地域住民を 慣例的に巻き込んでいくというのは

教会的なやり方ではありませんし

人々の期待と 教会のidentity、initiativeの緊張関係もありますから

現状を あまり悲観的に捉える必要はないでしょう


しかし

御寺が檀家離れを嘆き

神社も後継者不足に悩む時代の中で

まだまだ教会が存在感を示せていないのは

悲しいことですね…

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