私が大学生の頃
彼女は 高校生でした
顔を合わすのは
年三回のhi-b.a.キャンプだけ
夜の分かち合いの時に
プログラムの合間に
信仰生活について
神様に仕えていくことについて
いろんな話をしました
携帯電話のカメラで写真を撮っていた彼女が
後にブログを始めるようになって
そこに載せられている空の写真を見て
少し嫉妬したのを覚えています
一眼レフで写真を撮り始めたのは
私の方が先のはずなのに
手が届かないぐらい追い抜かれてしまいました笑
そんな まっこ こと
辻まき子を紹介できることを 嬉しく思います
・今どんな仕事をしていますか?
カメラマンです。 家族写真をメインに、ブライダル、プロフィール写真などを撮影しています。
・具体的にはどんなペースで働いていますか?
週5日くらい働いています。 繁忙期と閑散期の差が激しいため、忙しい時期は月に1日しか休みがないこともありましたし、時間がある ときは週3、4日くらい撮影し、自由に過ごしています。
・働きの中で、大切にしたいもの、力をいれたいものはなんですか?
お客様に「楽しかったな」と思ってもらえることを大切にしています。 お客様の声のトーンや身につけているもの、何を求めているのかを見ながら、なるべくそのご家族に合わせ たテンションで撮影するよう心がけています。 そのような中で、思いがけない表情や仕草、そのご家族らしさを残すことができたら最高です。
・今、取り組んでるもの、チャレンジしていることは何ですか?
1年前、生まれたての赤ちゃんを撮影する「ニューボーンフォト」の研修を受けました。 はじめて撮りたい被写体に出逢えたと感じて、ニューボーンフォトグラファーと言えるよう取り組んでいま す。
お客様のニーズに応えるためスキルアップの機会を設けながら試行錯誤しています。 その時にしか残せない新生児の繊細さや空気感、家族の愛情。 流行りのポージング撮影だけでなく、日常感あふれる沐浴シーンや授乳シーンなどを撮りたいと思っていま す。
・助けや祈りを必要としているものは何ですか?
ご家族に安心して撮影に臨んでもらえるよう、必要な知識、技術を身につけることができるように。 自分のエゴではなく、神さまの造られた尊い作品をていねいに記録できるように。 働きを通して、福音を味わい、主の愛と美しさが広がるように。
・働き続けるために、気をつけていることはありますか?
1、かならず7時間は寝る。 自分の適正睡眠時間を知り、8時間はベッドの上に居られるようにします。
2、月に1回は、1日ひとりで過ごす時間を持つ。 半日だと緊張感が抜けないため、1日単位で今は休んでいます。
3、無理をすることを、善だとは思わない。 できないことを我慢するよう努力してきましたが、結局周りに負担をかけると知りました。 できないことは手放し、できることに精一杯取り組むことを大事にしています。 自分の得意不得意を認められるようになり、他人のことも受け入れやすくなったように思います。
4、たいへんな仕事は65点が満点だと思う。 自分の働きに対して、精一杯取り組みますが、完璧を求めないようにしています。 自己肯定感というか、自己受容感を保てるように気をつけています。
5、調子が悪くなった場合(身体面も精神面も)の対応方法をいくつか持っておく。 ストレス解消法は一つだけでなく、たくさんあったほうがよく働くことができる。 ストレス解消をすることは決して弱いことではないし、時間の無駄でもない。
6、呼吸が浅くならないように気をつける。 毎朝すこしだけ瞑想しています。
7、自分が自分の味方でいてあげる。 セルフドメスティックバイオレンスはしない(反省はするけど、自責しない)。
8、決してひとりでがんばらない。
主の前にひとりで在ることも大切なことですが、 ひとりで祈れない、聖書を読めないときは、霊的に導いてくれる人に助けてもらいます。 今はそれほど落ち込みませんが、いざと言うとき「助けて」と言い合えるように、霊的な関わりができ る人たちとの関係は日頃から大切にしています。
9、わたしの心が喜ぶことを、主は喜んでくださっていると知る。 自己犠牲的な働きを善と思っていたため、自分を喜ばせることに対して非常に抵抗がありました。 わたしが健康であり、心地よく笑って働いていることを主は喜んでくださっていると知りました。
こんなにもたくさん気をつけていることがあるのには理由があります。 中には「わがままだなぁ」と感じることもたくさんありますよね。
社会人1年目の頃、しっかりとくじけてしまったことがありました。
仕事も人間関係も教会生活も、自分自身さえも失いました。
失うことがなければ知り得なかったことばかりで、
今まで大切にしてきたものを手放す良い機会でした。
「わたしは・・・あなたの神、主である。 あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。」(出エジプト記20:2-3)
わたしにとって手放さなければいけない偶像は、わたしの大好きなものばかりだと知りました。 「偶像」と聞くと、嫌なもの、悪いものというイメージがあります。
偶像、いつわりの神とは、
私が神さまよりも大切だと思うものだと教えられました。
仕事、教会、信頼している人間関係、家族、信仰生活、奉仕、すべてが偶像になりうるものでした。
与えられた仕事は全て取り組み、人に迷惑をかけずに働くことが何よりも大切なことでした。 自分のために時間を使うことは悪だと思い、誰かのためにがんばっている自分が大好きでした。 そんなわたしに関わりにくさを感じていた人は少なくないと思います。 自分の中の善にすがって、偽善を積み重ねることで弱さを見ないようにしていたのです。
痛みを通して悔い改めに導かれ、大好きなものを明け渡すことができました。
カンタンに言うと「なくてもいい」と思えるようになりました。
すると、こんなに小さなわたしにも主が できること を与えてくださいました。
できること は とてもささやかなことことからはじまって、 たとえば、それは、空を見上げて美しいと感じること。 窓際にすわって、珈琲を飲みながら風を感じること。
誰かの作品を読んで、涙を流すこと。
山に登って、夕日を写真におさめること。 主はすばらしい、主は生きていると暮らしの中で気づかされ、それが広がるようにと祈ったこと。
そんな小さなことの積み重ねで、今のわたしはできています。
彼女の写真を見ることが出来ます! @maccopi で検索してください!
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