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執筆者の写真おいまつ÷のぞむ

どうろうしゃ6











Oh, to grace how great a debtor
daily I'm constrained to be!
Let thy goodness, like a fetter,
bind my wandering heart to thee:
prone to wander, Lord, I feel it,
prone to leave the God I love;
here's my heart, O take and seal it;
seal it for thy courts above. 

最も 緊急で重要な 祈祷課題を尋ねた時に

比嘉神学生は

迷わず

「イエス・キリストに留まること」と

答えてくれました


その実直すぎる返答に

私は 少し怯んでしまいました


当たり前すぎる答えを

「意外だ」 と感じてしまったのです




そして

その後

時間を置いて

考えてみました


では

「自分はどうだったのか?」と...


「イエス・キリストに留まること」を

祈祷課題ノートの最上段に記していなかった私が

あの頃 何を祈っていたのか と

思い返しました




もちろん

勉強のためには 祈っていました

奉仕のためにも 進路のためにも

祈っていました


しかし

それ以上に鮮明に 覚えているのは

家族のために

祈っていたことです




「家族のために」なんて言うと

美しく聞こえるかもしれませんが

当時の 私が願っていたのは

高尚なことではありません


信仰継承 や 家族としての証のような

立派なことではなく

家族を辞めなくて済むようにと

求めていました


「どうすれば 穏やかに 暮らせるのだろうか?」

「ちゃんと子供を育てられるのか?」

「終わって...しまわない...のだろうか?」

そんな問いで

何度も頭がいっぱいになりました




家族寮から神学校まで

トボトボ 歩きながら

呟きと嘆きを

天に吐き出すのが

私の日課でした




あの頃は

彷徨っていると感じていましたし

自業自得の苦悩だったとも思います


ただ

今になってみると

神様に向かってため息をついた あの時間は

紛れもなく 訓練の時でした




優先順位がグチャグチャだった私の人生に

神様が 静かに介入してくださっていたのです

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