本のひろば 2022年4月号に掲載された以下の書評を読んで
自分は「敬虔主義の子」なのだと再確認しました
だれもが一度は、いな、一度以上は、聖書通読を決意し荒波にこぎ出した経験をお持ちのことと思う。私も何度か成功し、それ以上に何度も挫折して、いまでは、朝食のとき、妻が読む聖書にただ聞いているだけになってしまった(妻は十年かけて三回目のヨブ記に入っています。)またやってみようか、ちょっと無理か、迷っているところである。
〈評者〉佐藤司郎「聖書通読の効用を心から訴えたい」
佐藤先生と言えば
日本におけるバルト研究の第一人者です
組織神学を専門にする福音派の先生の中にも
佐藤先生から薫陶を受けた方も
少なからず おられます
その佐藤先生でも
通読に「何度か成功し、それ以上に何度も挫折」されたという事実に
衝撃を覚えました
個人的には
『教会教義学』を一冊読む方が
聖書通読を一回するよりも
難しい気がしますが...
その感覚が 敬虔主義的なんでしょうね...
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