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執筆者の写真おいまつ÷のぞむ

時代が求めた男 時代に応えた男

長男のために

社会科の資料を探していた時に

ひさしぶりに辿り着いた 新・映像の世紀のサイト

あれこれクリックしているうちに

あっという間に時間が過ぎてしまいました


特殊な効果も 過剰な演出もありませんが

一つ一つの動画が

信じられないほどの説得力を持っています




中でも

心がざわついたのは

以下の二つのクリップ











1929年10月、アメリカウォール街で株価が大暴落した。世界恐慌の始まりである。最も深刻なダメージを受けたのは、敗戦から立ち上がりかけていたドイツだった。失業率は30%を超えた。刑期を終えたヒトラーは恐慌をまたとないチャンスととらえ、大規模な選挙活動を展開した。議論ばかりで何も決められない民主主義に代わって、強力な独裁政治、ファシズムこそがドイツを救うと訴えた。ナチスは選挙で急速に勢力を伸ばしていった。










1933年1月、ヒトラー政権がついに誕生した。他の保守政党との連立政権だった。政治家たちは、内心ではヒトラーを成り上がり者と見下していた。人気を利用して保守政権を維持しようと目論んでいた。
「われわれがヒトラーを首相にさせたのだ。二ヶ月もすれば、あの小僧は隅に追いやってやる。奴はそこで歯ぎしりしているだろう。」



これを見ながら

「今、時代の境目に立たせているのかもしれない...」

と 感じました




不安定な情勢

そして

ドラマティックな政局の変化...


こんな時こそ

冷静に 世界を 注視しなければいけません




時々

安倍首相をヒトラーに重ね合わせる方が おられますが

私は その見方は 的外れだと思っています


安倍首相とヒトラーでは

成育歴も周囲の環境も

全く異なっています


「名家」出身の二世、三世議員は

守るべき「お友達」がたくさんいますので

その分 踏み込みが甘くなりますが

失うもののない「成り上がり者」は

躊躇わずに「変革」に着手できます


一度 地べたを這いつくばったヒトラーは

政争においても

「電撃戦」を繰り広げました


彼は

悲願を果たすために

手段を選ばなかったのです




私は

ヒトラーの選挙活動の映像が

残っているという事実にも

薄気味悪さを 感じています


彼は

最先端のメディアを

どんどん活用したのです







きっと

新しい時代の「ヒトラー」は

上手に

「うちで踊る」ことでしょう




「ポスト 現政権」のことまで思い描きつつ

祈っていく必要があるのかもしれません




そこで、私は何よりもまず勧めます。すべての人のために、王たちと高い地位にあるすべての人のために願い、祈り、とりなし、感謝をささげなさい。

テモテへの手紙第一2:1

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