目次
日本語版への序
序 文
第1部 神を研究すること
第1章 神学とは何か
第2章 神学と哲学
第3章 神学の方法
第4章 神学と聖書の批評的研究
第5章 キリスト教のメッセージの今日化
第6章 神学とその言語
第7章 ポストモダンと神学
第2部 神を知ること
第8章 神の普遍的啓示
第9章 神の特別啓示
第10章 啓示の保存:霊感
第11章 神の言葉の信頼性:無誤性
第12章 神の言葉の力:権威
ひさしぶりに 読み通した『キリスト教神学 第1巻』
つくづく 面倒見の良い 本だと 思いました
特に 第1部は
組織神学だけでなく
神学研究全体の introductionとしても
かなり 役に立つでしょう
全体的に 近代主義的(logo-centric)な印象を受けるので
バランスを取る必要もありますが
保守的な所から 固めていきたい人には
この一冊を 押したいですね
ただ 第4巻まで 読了するとなると
時間も労力も大変ですので
初学者は『キリスト教教理入門』で
十分だと思っています
章によっては割愛しすぎて
内容が分かりづらくなっているところもありますが
教える側が『キリスト教神学』を読んで
補っていけば さほど 問題は ないでしょう
ちなみに
春から神学校で担当することになった聖書教理学の授業では
『キリスト教教理入門』を教科書
『聖書教理がわかる94章』『新装増補改訂版 神学のよろこび』を副読本とし
章ごとに 参考資料を配布しています
専門書はさておき
教理学の入門書は 充実しているので
とても助かっています
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