top of page
執筆者の写真おいまつ÷のぞむ

左近豊著『エレミヤ書を読もう』

更新日:2020年3月16日














神学生の時に

預言者の特徴として

以下のようなことを学びました

(たしか A・J・ヘッシェルの言葉だったと思います)


 彼のいのちが、彼のことばに...

 神の視点から物事を見、判断する

 真夜中に天からの警笛を感じる

 目は世の現実に向き、その耳は神のことばに向く

 彼のことばにおいて、見えない神が聞こえるようになる

 神の感情、情感、意識を共有

 ...


当時は ある程度 理解わかったつもりになっていましたが

エレミヤ書を読もう』を読んで

ようやく 腑に落ちた気がします


 預言書を学ぶというよりも

 預言者に出会うという方が近い...

そんな読後感でした


単なる文献学 歴史学に留まらず

エレミヤの精神を受け継ごうとする意志のようなものを感じました


旧約聖書の中で

最も 分量の多い書物の一つであるエレミヤ書を

これほど凝縮して味わえる本とは

なかなか出会えないのではないでしょうか?


【関連書籍】

閲覧数:19回0件のコメント

最新記事

すべて表示

神とともに歩む, 神の前に歩む(創世記)

新改訳2017 エノクはメトシェラを生んでから三百年、神とともに歩み、息子たち、娘たちを生んだ。 創世記5:22 エノクは神とともに歩んだ。神が彼を取られたので、彼はいなくなった。 創世記5:24 これはノアの歴史である。ノアは正しい人で、彼の世代の中にあって全き人であった...

オリーブ, 燭台(ゼカリヤ書)

彼は私に言った。「あなたは何を見ているのか。」私は答えた。「私が見ると、全体が金でできている一つの燭台があります。その上部には鉢があり、その鉢の上には七つのともしび皿があります。この上部にあるともしび皿には、それぞれ七本の管が付いています。また、そのそばには二本のオリーブの...

列王記第一20:43, 21:4

イスラエルの王は不機嫌になり、激しく怒って自分の宮殿に戻って行き、サマリアに着いた。 Ⅰ列20:43 アハブは不機嫌になり、激しく怒って自分の宮殿に入った。イズレエル人ナボテが彼に「私の先祖のゆずりの地はあなたに譲れません」と言ったからである。アハブは寝台に横になり、顔を背...

Comments


bottom of page