小学校から紹介された期間限定公開の学習資料を見て
以前にBible Projectに出会った時と
同じ感想を抱きました
教師の役割は変わっていく
と…
コンパクトな内容
QRコードで飛べる解説動画
その無駄の無さ
これは、個人でどうこう出来るレベルじゃないのではないか?
という印象を受けました
それは
NHK for schoolの番組も同じ
企画段階から編集に至るまで
多数の人の知恵が結集されたコンテンツは
やはり優れています
ただ
たとえ内容が素晴らしくても
それを上手に 活用する人がいなければ
役には立ちません
特に小学生のように
主体性を引き出すのが難しい年齢層は
動機付け と 教師の運び方次第で
習得率が随分違うのではないかと
想像します
そこに教師の腕の見せ所があるでしょう
けれども
教科書や指導要領と睨めっこして
授業を組み立ててなんぼ
講壇で1-10まで講義してなんぼ
っていう時代では
無くなりつつあるんじゃないかと
感じました
反転授業の本格導入も 検討すべに段階に
入ってきているのかもしれません
今は
塾や予備校
各地の講師も
授業動画を無料公開していて
情報過多気味ですが
そういったものを
ニーズに合わせて用いていけば
基礎的な事柄は習得できます
しかし
理解し記憶することは
あくまで 学びの入り口ですので
知り得たことを土台にして
充実した対話が持たれると良いですね
学校現場はどう変わっていくのか?
これからが楽しみです
以下は
6年前の新聞記事からの引用です↓
米国ミシガン州デトロイトの郊外にあるクリントンデール高校。2011年度から学校ぐるみで「反転授業」に取り組んでいる。
教室で授業を受け、家で課題に取り組む従来のやり方を「反転」させた。生徒は事前にパソコンなどで講義ビデオを視聴し、授業では個別に反復学習や練習問題をする。家でビデオを見られない生徒は、学校のパソコンも使える。
...
授業の動画をサイトに載せ、学校に無料で提供する計画が始まっている。
サイトは「最高の授業net」。呼びかけたのは、東京都杉並区立和田中学校元校長の藤原和博さん(58)だ。塾講師が学校で有料授業をする「夜スペ」の発案などで知られる。
システム開発会社がサイトをつくり、塾や学校の教師らが動画を提供する。協議会をつくって、利用する自治体を募り、2015年春のスタートを目指す。...
...学校の教員でも塾の講師でもいい。説明がわかりやすい先生の動画を10~15分ずつに切ってサイトに載せ、アクセス数の多いものが目立つように紹介する。
その動画を、教師が授業に導入。生徒が個別に学習を進め、簡単なテストで習熟度を確認する。動画は自宅での予習にも使う。
授業での説明時間を圧縮することで、正解のない問題を考え議論する時間を増やす――というねらいだ。
「ベテラン教員の大量退職時代を乗り切るためにも、授業のうまい先生の動画の導入はぜひ必要」と藤原さん。教師の役割が「授業の上手なスーパー先生」と「教室運営のプロ」に分かれると見る。「教室の教員はついていけない子を教え、習熟度に合った課題を出し、教え合いを促す。人間にしかできないサポート役だ」
「教育2014「教わる」からの卒業模索 端末で予習 授業で復習」(2014.1.4.)
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