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執筆者の写真おいまつ÷のぞむ

朗読(テモテへの手紙第一)

更新日:2020年3月25日

私が行くまで、聖書の朗読(G0320)と勧め(G3874)と教えに専念しなさい。

テモテへの手紙第一4:13


パウロは若き牧会者が

心を砕き、ひたすら励むべき業として(4:15参照)

「聖書の朗読と勧めと教え」を

あげました


これが どのようなものであったかを知る鍵が

使徒の働き13:15に記されています


律法と預言者たちの書の朗読(G0320)があった後、会堂司たちは彼らのところに人を行かせて、こう言った。「兄弟たち。あなたがたに、この人たちのために何か奨励(G3874)のことばがあれば、お話しください。」

この箇所で

「奨励」と訳されている言葉は

テモテへの手紙で「勧め」と訳されているものと同じものです


ユダヤ人たちは

安息日に 会堂に集まるごとに

聖書の朗読と解説をしていました(使13:27, 15:21, Ⅱコリ3:14-15参照)




そして

それは

イエス様も 率先してなされたことでした


それからイエスはご自分が育ったナザレに行き、いつもしているとおり安息日に会堂に入り、朗読しよう(G0314)として立たれた。

ルカの福音書4:16


初代の教会は

この模範にならって

主の日に集まる度に

聖書の朗読をしていました




そして

やがて

朗読されるものには

使徒たちからの手紙も

含まれるようになったようです


さて、一行は送り出されてアンティオキアに下り、教会の会衆を集めて手紙を手渡した。人々はそれを読んで(G0314)、その励まし(G3874)のことばに喜んだ。

使徒の働き15:30-31


また

このことは

パウロがしばしば命じていたことでもありました


先に短く書いたとおり、奥義が啓示によって私に知らされました。それを読めば、私がキリストの奥義をどう理解しているかがよく分かるはずです。

エペソ人への手紙3:3-4


この手紙があなたがたのところで読まれたら、ラオディキア人の教会でも読まれるようにしてください。あなたがたも、ラオディキアから回って来る手紙を読んでください。

コロサイ人への手紙4:16


この手紙をすべての兄弟たちに読んで聞かせるよう、私は主によって堅く命じます。

テサロニケ人への手紙第一5:27




もし

私たちの教会で

この「朗読」が公の集まりの添え物のようになってしまっているなら

私たちが 何に心奪われているのかを考え直す必要があります


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