top of page

「知の再発見」双書134『死海文書入門』

























宗教は政治的動向とは無縁ではいられませんし

それを研究する学問も世界情勢の影響を受けます




死海文書を書いた共同体が

エルサレムに居を構える中心的な存在だったなら

おそらく彼らの遺産は

1000年以上も保存されることはなかったでしょう


ユダヤが滅ぼされた際に

ほとんどが消失してしまったはずです


意識的に選んだにせよ 強いられたにせよ

彼らが 周辺に 生きていたことが

彼らの文書が 残っていく きっかけとなったのです




また

その文書が発見されたのが

1940年代だったということも

数奇な巡り合わせです


激動する時代だったからこそ

興奮と困難が伴いました


そんな変転する環境の中で

地道に かつ 創造的に

研究を重ねた学者たちによって

残された断片が 歴史を語る資料として

整理されていきました




死海文書とその研究史には

単なる考古学的関心を超えた魅力が

ありますね



Comments


  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn

©2019 by つむぐ. Proudly created with Wix.com

bottom of page