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2020年10月3日読了時間: 2分
ジョナサン・カラー著『文学理論』
まずイギリス人は小さな本、というか、簡潔な入門書を作るのが好きであるということ。別にずっと昔からというわけではないが、私の勘ではおそらく一九世紀の末(明治の中頃)あたりから、イギリス人はしきりと小型の入門書を作り始める。その第一の目的は成人教育であった。経済的な余裕にめぐま...
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2020年7月30日読了時間: 2分
マーチン・J・セルマン著『歴代誌第1』(ティンデル聖書注解)
注解書を読むことには 大きく分けて 二つの役割があると思います 一つ目は 新たな情報を得ること そして もう一つは 新たな視点を得ることです 多くの方は 調べたい事柄があって 注解書を開きます 不明瞭な言葉や時代背景など 自分の理解を補強するために 注解書に向かいます...
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2020年7月21日読了時間: 2分
出口汪著『子どもの頭がグンと良くなる!国語の力 』
「子どもの頭がグンと良くなる」 とか 「その願い 本書で すべて叶えます」 とか 何だか 通販番組の 宣伝文句のようで 論理的な印象を受けませんが 内容は 割と 合理的です 「頭の良さは遺伝ではない 子どもの論理力は 親が論理的な対話をしているかにかかっている!」 なんて...
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2020年7月20日読了時間: 2分
野矢茂樹監修『「ロンリ」の授業』
大学一年生の春 初めての 履修登録の時に 一般教養の一つとして 「論理学」の授業を 取ろうとしていた友人がいました その授業は 他学部の建物で行われており しかも 履修できるかどうかは 抽選で決まるものでした 敷居が高いクラス... 「どうして...そこまでして?」 と...
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2020年7月16日読了時間: 2分
W. ブルッゲマン著『詩篇を祈る』
感覚的な物言いで申し訳ないんですが 神学者との関わりにも 相性があるように思います その主張の 良い悪いの以前に 何となく 付き合いづらい… 視点の取り方 表現の仕方 踏み込み方 その癖が 好きになれない 私にとって ウォルター・ブルッゲマンは...
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2020年7月11日読了時間: 1分
J・L・クレンショウ著『知恵の招き』
何度も投げ出したくなりましたが 先行研究、解釈史の勉強と割り切って 読み切りました 著者は歴史的発展を あまりにも直線的に捉えており また 旧約学の「常識」に とらわれすぎていると感じ しんどさを覚えました 律法や救済史については 明示されていないので 断絶がある...
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2020年6月17日読了時間: 3分
ティモシー・ケラー著『この世界で働くということ』
『結婚の意味』を読んだ時にも感じたことですが ティモシー・ケラーは 自分自身と自分の群れの偏りに 自覚的ですね 結婚について語る時は 独身者の立場に立って考え 自らはホワイトカラーでありながら ブルーカラーへの配慮を怠らない そんな 彼のバランス感覚は この本全体に...
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2020年6月15日読了時間: 3分
『キリスト者の世界観』『わが故郷、天にあらず』
時間をおいて再読すると 感動が増す本があります 私にとって 『わが故郷、天にあらず』は その部類に入る本でした 充実した内容、巧みな文章 構成に 感服させられます それに加えて 「再会」の喜びもあります D・セイヤーズやR・J・マウにP・スティーブンスの名前を見つけては...
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2020年6月13日読了時間: 3分
富永雄輔著『東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?』
普段なら絶対に手を出さないタイトルですが prime readingで無料になっていたので 読んでみました これが 意外と ヒット いわゆる「お受験本」は読んだことがなかったので 偏見もあったかと思いますが 想像以上に 「人格的」で驚きました笑...
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2020年5月26日読了時間: 1分
宇田進著『総説 現代福音主義神学』
ミラード・エリクソンの『キリスト教神学』が教科書だとしたら 『総説 現代福音主義神学』は資料集にあたるでしょうか? カラーでもないですし 図版もほとんどありませんが 内容は 多彩です 限られたページの中に たくさんの神学者の主張が 詰め込まれているので 決して...
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2020年5月25日読了時間: 2分
ミラード・J・エリクソン著『キリスト教神学 第1巻』
目次 日本語版への序 序 文 第1部 神を研究すること 第1章 神学とは何か 第2章 神学と哲学 第3章 神学の方法 第4章 神学と聖書の批評的研究 第5章 キリスト教のメッセージの今日化 第6章 神学とその言語 第7章 ポストモダンと神学...
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2020年5月7日読了時間: 4分
吉岡繁著『教会の政治 キリスト教会の礼拝』
教派的背景の異なる書物を読むときに 犯しがちな二つの過ちがあります 一つ目は 鵜呑みにすることです 思想の歴史的文脈や 神学的枠組みを無視して その書物で提案されていることを そのまま 自分の教会に当てはめようとすると... 必ず 無理が生じます 二つ目は 感情的...
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2020年5月2日読了時間: 3分
W.H.ウィリモン, S.ハワーワス著『教会を通り過ぎていく人への福音』
イザヤ、あるいは、あるいは待降節の讃美歌のように、詩的で、黙示的で、預言者的なスピーチは、ただ世界を描き出すだけでなく、一つの世界を再創造し、造り出します。それは開かれた世界であり、古く、居心地のよい確かさは、すべてを新しくなさる神の到来によって打ち破られてしまいます。神が...
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2020年4月22日読了時間: 1分
牧田吉和著『改革派教義学 第2巻 神論』
序論を読んだ時も感じたことですが この本は非常に牧会的です もちろん 牧会学の本ではありません そして 牧会の現場で すぐに役立つものでもないでしょう (どういうものがすぐに役立つのかわかりませんが….) けれども 読者に対する牧会的配慮が 行き届いています...
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2020年4月20日読了時間: 2分
Kevin J. Vanhoozer ed."Theological Interpretation of the Old Testament"
プロテスタントの土台である Sola scriptura「聖書のみ」という原理は 本来 Tota Scriptura「聖書全体(を)」という原理とセットで 受け止められなければなりません けれども 実際は... 「新約聖書のみ」という原理に 傾きがちではないでしょうか?...
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2020年4月16日読了時間: 2分
朝岡勝著『ハイデルベルク信仰問答を読む』
KGKで非常勤の主事として奉仕し始めたころに 唄野先生から 「奉仕者としての自己形成のために 聖書通読や祈りと共に 『ハイデルベルク信仰問答』のようなものを用いて 定期的に 教理を学ばなければいけない」 という 助言をいただいたことがありました 当時の私は...
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2020年4月9日読了時間: 2分
牧田吉和著『改革派教義学 第1巻 序論』
ハードカバーなだけでも 怯むのに サイズはA5版 ページ数は 250ページ以上 加えて 『改革派教義学』といういかめしい(?)タイトル 重厚感... 半端ないです 食卓に置いていたのを見かけた長男(小6)に 「序論だけで こんだけ...?」 と 引かれました... ほんとに...
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2020年4月8日読了時間: 3分
鷲田清一著『岐路の前にいる君たちに』
小学生の時 エレクトーンを習っていました ほとんど練習をしなかったので 一向に 上手くならない おまけに 先生には「リズム感が悪い」と 叱られる... 結局 楽しめないまま 辞めることになりました 中学生の時は 部活でサッカーをやっていました 毎日 朝練 夕練に参加し...
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2020年4月6日読了時間: 2分
アリスター・E・マクグラス著『神学のよろこび』
大雑把な 分類ですが 教科書には 主に 三種類あると思います 閉じたままの教科書 と 閉じていく教科書 と 開いたままの教科書 の三つです もちろん これは 物理的なことを言っているわけではありません (勝手に 閉じていくなら それは ホラーです笑) 内容のことです...
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2020年4月4日読了時間: 1分
『心の井戸を深く掘る』
憧れをと嫉妬の思いを抑制しつつ 読み切りました 気づき、知恵、問いかけ 学びうることは満載です けれども 真似ようとすれば 自分も周りも 痛い目にあうでしょう この対話は 容易に一般化できません しかし この協力関係が 一教会の中で 成り立ちうると知ることは...
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