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執筆者の写真おいまつ÷のぞむ

出口汪著『子どもの頭がグンと良くなる!国語の力 』






















「子どもの頭がグンと良くなる」

とか

「その願い 本書で すべて叶えます」

とか

何だか 通販番組の 宣伝文句のようで

論理的な印象を受けませんが

内容は 割と 合理的です


「頭の良さは遺伝ではない

 子どもの論理力は

 親が論理的な対話をしているかにかかっている!」

なんて 言ってしまうあたりは

なかなか残酷だと感じましたが(笑)

共に育っていくための手立てを知るのに

役に立ちました


特に

「予想される反対意見を考えてみよう」の章や

伝えるノート」を用いた訓練は

使えるな と 感じました


伝えるノートは

実際に 子どもにやらせてみましたが

互いに 感情的にならずに話をするのには

なかなか便利です


反抗期、思春期になっても

書いてくれるかは謎ですが笑


目次
はじめに
登場人物紹介

第一章 考える力はなぜ必要なのか
 考える力のない子
 伝える力のない子
 感情語で会話する子どもたち
 頭の良さは遺伝?
 指示待ち族
 努力は正しく行いましょう

第二章 「国語力」とは何か
 国語はセンス?
 筋道を立てる
 相手がどのように感じるか
 分かってもらうにはきちんとした論理が必要
 論理的思考で解決
 国語力で人生が変わる

第三章 三つの論理とは
 因果関係・理由づけ
 なぜだろう? の気持ちを育てよう
 論理の破たんに気をつけよう
 イコールの関係
 具体例を出すと分かりやすい
 比喩
 対立関係
 身近な例で対比してみよう
 予想される反対意見を考えてみよう

第四章 頭の使い方を変える勉強法とは?
 主語と述語に着目する
 言葉がなければ考えられない
 漢字博士?
 漢字の勉強法

第五章 国語力があれば、全教科の成績が上がる!
 日本語の力
 論理力
 暗記
 英語を学ぶよりも大事なことは?

第六章 実践ノートで伝える力と書く力はここまで上がる
 書き言葉と話し言葉
 伝わる文章を書こう
 「伝えるノート」

おわりに

巻末付録「伝えるノート」

【関連書籍】

野矢茂樹監修『「ロンリ」の授業

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