top of page
執筆者の写真おいまつ÷のぞむ

『キリスト教と近代の迷宮』

更新日:2019年9月30日

























初めて『ふしぎなキリスト教』を手にした時

とても興奮して、ページを開いたことを

よく覚えています


けれども

実際に読んでみると

「期待したほどではないな...」

と 思いました

(期待値がかなり高かったからですが)


たしかに

刺激的で 興味深い内容でしたが

そこで 語られている「キリスト教」が

近代合理主義の影響を受け過ぎていて

釈然としないものを感じました




そのあたりを 補ってくれるものです


宗教改革の伝統に根ざしつつ

近代以降の展開にも明るい稲垣氏の応答を読むと

自分の立ち位置がはっきりしますし

代弁してもらったような感覚にもなります




加えて

稲垣氏の専門領域はとにかく広いので

キリスト教神学の射程を意識させられます


それは

アリスター・E・マクグラス著『ジャン・カルヴァンの生涯 下 』でも

考えさせられたことですが

大澤氏との対話によって

より


...と言っても

科学に関する部分は

わかったようでわからないようで

という感じですが笑




森本あんり著『反知性主義』とともに

神学生 3年目以降に読んでほしい一般書ですね

閲覧数:8回0件のコメント

最新記事

すべて表示

「再臨運動」は起こらずとも...?

母校の聖書宣教会から届いた通信 その中の「学びの窓」に記されていた「再臨運動」に関する文書が 心に留まりました 内村鑑三、中田重治、木村清松によって始められた「再臨運動」 それから100年の月日が過ぎたようです その「再臨運動」を振り返って 若井先生は...

Comments


bottom of page