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2020年7月20日読了時間: 2分
野矢茂樹監修『「ロンリ」の授業』
大学一年生の春 初めての 履修登録の時に 一般教養の一つとして 「論理学」の授業を 取ろうとしていた友人がいました その授業は 他学部の建物で行われており しかも 履修できるかどうかは 抽選で決まるものでした 敷居が高いクラス... 「どうして...そこまでして?」 と...
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2020年7月11日読了時間: 1分
J・L・クレンショウ著『知恵の招き』
何度も投げ出したくなりましたが 先行研究、解釈史の勉強と割り切って 読み切りました 著者は歴史的発展を あまりにも直線的に捉えており また 旧約学の「常識」に とらわれすぎていると感じ しんどさを覚えました 律法や救済史については 明示されていないので 断絶がある...
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2020年6月17日読了時間: 3分
ティモシー・ケラー著『この世界で働くということ』
『結婚の意味』を読んだ時にも感じたことですが ティモシー・ケラーは 自分自身と自分の群れの偏りに 自覚的ですね 結婚について語る時は 独身者の立場に立って考え 自らはホワイトカラーでありながら ブルーカラーへの配慮を怠らない そんな 彼のバランス感覚は この本全体に...
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2020年6月15日読了時間: 3分
『キリスト者の世界観』『わが故郷、天にあらず』
時間をおいて再読すると 感動が増す本があります 私にとって 『わが故郷、天にあらず』は その部類に入る本でした 充実した内容、巧みな文章 構成に 感服させられます それに加えて 「再会」の喜びもあります D・セイヤーズやR・J・マウにP・スティーブンスの名前を見つけては...
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2020年6月13日読了時間: 3分
富永雄輔著『東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?』
普段なら絶対に手を出さないタイトルですが prime readingで無料になっていたので 読んでみました これが 意外と ヒット いわゆる「お受験本」は読んだことがなかったので 偏見もあったかと思いますが 想像以上に 「人格的」で驚きました笑...
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2020年5月26日読了時間: 1分
宇田進著『総説 現代福音主義神学』
ミラード・エリクソンの『キリスト教神学』が教科書だとしたら 『総説 現代福音主義神学』は資料集にあたるでしょうか? カラーでもないですし 図版もほとんどありませんが 内容は 多彩です 限られたページの中に たくさんの神学者の主張が 詰め込まれているので 決して...
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2020年5月25日読了時間: 2分
ミラード・J・エリクソン著『キリスト教神学 第1巻』
目次 日本語版への序 序 文 第1部 神を研究すること 第1章 神学とは何か 第2章 神学と哲学 第3章 神学の方法 第4章 神学と聖書の批評的研究 第5章 キリスト教のメッセージの今日化 第6章 神学とその言語 第7章 ポストモダンと神学...
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2020年4月22日読了時間: 1分
牧田吉和著『改革派教義学 第2巻 神論』
序論を読んだ時も感じたことですが この本は非常に牧会的です もちろん 牧会学の本ではありません そして 牧会の現場で すぐに役立つものでもないでしょう (どういうものがすぐに役立つのかわかりませんが….) けれども 読者に対する牧会的配慮が 行き届いています...
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2020年4月20日読了時間: 2分
Kevin J. Vanhoozer ed."Theological Interpretation of the Old Testament"
プロテスタントの土台である Sola scriptura「聖書のみ」という原理は 本来 Tota Scriptura「聖書全体(を)」という原理とセットで 受け止められなければなりません けれども 実際は... 「新約聖書のみ」という原理に 傾きがちではないでしょうか?...
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2020年4月16日読了時間: 2分
朝岡勝著『ハイデルベルク信仰問答を読む』
KGKで非常勤の主事として奉仕し始めたころに 唄野先生から 「奉仕者としての自己形成のために 聖書通読や祈りと共に 『ハイデルベルク信仰問答』のようなものを用いて 定期的に 教理を学ばなければいけない」 という 助言をいただいたことがありました 当時の私は...
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2020年4月9日読了時間: 2分
牧田吉和著『改革派教義学 第1巻 序論』
ハードカバーなだけでも 怯むのに サイズはA5版 ページ数は 250ページ以上 加えて 『改革派教義学』といういかめしい(?)タイトル 重厚感... 半端ないです 食卓に置いていたのを見かけた長男(小6)に 「序論だけで こんだけ...?」 と 引かれました... ほんとに...
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2020年4月8日読了時間: 3分
鷲田清一著『岐路の前にいる君たちに』
小学生の時 エレクトーンを習っていました ほとんど練習をしなかったので 一向に 上手くならない おまけに 先生には「リズム感が悪い」と 叱られる... 結局 楽しめないまま 辞めることになりました 中学生の時は 部活でサッカーをやっていました 毎日 朝練 夕練に参加し...
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2020年4月3日読了時間: 3分
W・H・ウィリモン著『洗礼』
ここまで、洗礼によって約束されていること、また洗礼とはプロセスであるということについてお話ししてきましたが、わたしは、神による新生のわざがわた したちに対して行われるとき、わたしたちの方からもYESとこと答えることが求められている、ということを否定するつもりはありません。そ...
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2020年4月2日読了時間: 1分
N・T・ライト著『シンプリー・グッドニュース』
随分前に 教会の幼馴染が 「ベスト盤は初めに聞かん方がいい 逆に アーティストの良さが見えづらくなるから!」 と 言っていたのを ふと 思い出しました The Greatest Hits of N. T. Wright と呼ばれる『シンプリー・グッドニュース』...
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2020年3月24日読了時間: 3分
『平成史講義』を読む3
やがて八〇年代半ばには、「成功」していた日本は、「苦境」にあったアメリカに譲歩を迫られ、一九八五年の「プラザ合意」を経てかつてない円高レートがその後の基調となった。言うまでもなく、急激な円高は国際的な日本の産業競争力を大いに弱めたのだが、同時に見かけ上、日本は「金持ち」大国...
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2020年3月23日読了時間: 5分
ロナルド・J・サイダー著『飢えの時代と富むキリスト者』
困窮している人を顧みないという罪は、貧しい者の神を激怒させる。ラザロが死んだとき、神は彼をアブラハムのふところで慰めた。だが金持ちが死んだときは、責め苦が彼を待っていたのだ。ラザロという名前には「神が助けた者」という意味があるが、それがこの話の要点を強調している。すなわち、...
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2020年1月17日読了時間: 3分
『ニューシティーカテキズム デボーション集』
第48問 教会とは何ですか? 神ご自身のために、永遠の命に選ばれ、信仰によって結ばれた共同体、すなわち、神を愛し、神に従い、神から学び、神を共に礼拝する、共同体を選び、守られます。神はこの共同体が、福音を宣べ伝え、共に歩む生活とお互いへの愛によって、未だ見ぬキリストの御国を...
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2020年1月9日読了時間: 2分
ジョン・パイパー著『イエス・キリストの受難』
...もしキリストが世界で最も尊厳ある存在だとすると、その方の私たちへの愛とはどのようなものでしょうか。私たちが大切にされていると感じるだけのものではないはずです。それではたましいに真の幸福をもたらしません。私たちはもっと大きなことのために創造されているのです。私たちが得ら...
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2019年12月16日読了時間: 1分
山口希生「第一章 新約聖書学における神の国」『神の国と世界の回復』
神学生時代 ジョージ・ラッドの『神の国の福音』を読んで 「神の国」の多様な側面と中心的な概念について 考えさせられました 卒業して間もなく 『現代キリスト神学思想事典』の中に R・T・フランスの記事を見つけ ごくごく簡単な研究史に触れることが出来ました また...
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