聖書を聖書によって解釈すること
これは、とても大事な原則です
常に 聖書全体との調和を意識しつつ 読んでいれば
行き過ぎた解釈、極端な読みを避けることができます
しかし
他の箇所を 参照しすぎることの弊害もあります
安定感が増す一方で
向き合っている書 自身の独自性がわかりづらくなってしまいます
また
教理を聖書箇所に読み込んでしまう危険もあります
今回読んでみた『日の上からの知恵』は
著者の伝統的な神学理解が 全体に反映されていて
とても 「安心して」読めるものです
けれども
その分 伝道者自身の声が
聞きとりにくいと感じました
キリストと結びつけて読みつつも
「キリスト教化」しないためには
どうすれば良いのか?
考えさせられます...
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