(今から10年以上前になりますが…)
神学校の一年目の夏休みに
いくつか課題図書が出されました
その一つが G. D.フィー著『新約聖書の釈義』でした
釈義のプロセスが
とても丁寧に記されていて
「親切な本だなー」と思いましたが
反面
第Ⅰ章、第Ⅱ章、第Ⅲ章と 内容が重複しているので
冗長な印象を受けました
でも
今回『旧約聖書の釈義』を手に取ってみて
もっと違う読み方が出来たのではないかと
感じました
馬鹿真面目に
前から順番に読んでいくのではなく
1.1.→2.1.→3.1.→4.1.と
同じ項目を 拾い上げて読んでいく方が
各行程を捉えやすいように思います
作業の意義を学び
具体的な例を確認し
そして
参考文献や注意点を抑える
出来ればメモを取りながらや
講義を受けながら が
望ましいと思いますが
そうやって
積み上げ式に 釈義の全体像を捉えることは
とても有益だと思います
私のように
神学校一年目に読むのも良いですが
卒業後一年目に学んできたことをおさらいするためにも
役に立つのではないでしょうか?
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