普段なら絶対に手を出さないタイトルですが
prime readingで無料になっていたので
読んでみました
これが 意外と ヒット
いわゆる「お受験本」は読んだことがなかったので
偏見もあったかと思いますが
想像以上に 「人格的」で驚きました笑
知的訓練をどのように習慣化するのか?
目標達成のための長期的な計画をどのように練るのか?
そんな視点で読むなら
授業や試験とは無縁の大人でも
吸収すべき知恵は多いはずです
特に
好感が持てたのは
パッケージやシステムを
絶対視しないこと
特定のメソッド、カリキュラムに
無理に合わせようとするのではなく
融通をきかせながら
着実に前進していく
そんな姿勢に共感を覚えました
「○○に通わなければ…」
「△△の過程を終えないと…」
「これだけの時間を確保出来ないなら…」
と
私たちは すぐに形にとらわれてしまいます
たしかに
分野によっては
集中的に時間を取り分けて
特定の手順を踏まなければ
習得できないものもあります
しかし
心がけ次第で
学び続けられる事柄も
決して少なくありません
下手なこだわりを捨てて
そこ ここに
学習機会を見出していく
そんな抜け目なさは
信仰継承においても
求められることかもしれません
今、社会は大きく変わりつつあります。AI(人工知能)の開発を例に出すまでもなく、科学技術が大変なスピードで進歩を遂げています。今の子どもたちが大人になる頃には、単なる知識や小手先の技術では生き残っていけない世の中になっているでしょう。そして、その大変な社会状況の中では、「東大卒」の肩書も、決して有利になるとは言えないのです。では、これからの時代に必要なこととは何か?それは、現状に甘んじることなく、強い意思を持って目標に向かっていく挑戦力でしょう。それは、自分の限界に挑む経験を何度も重ねてこそ身につくものです。受験そのものに成功したかどうかは、それほど重要ではありません。大事なのは挑戦するというプロセスです。極端なことを言えば、それができた時点で、もう成功したも同然なのです。だからこそ子どもたちには、もっと積極的に勝負してほしい。そして、親御さんにも、わが子を困難な課題に挑ませる勇気を持っていただきたいのです。それにはまず、お子さんの可能性を誰よりも信じてあげてください。そして、それを伸ばす手助けをすることで、お子さんの挑戦を後押ししてあげてください。それこそが、親がわが子のためにしてあげられる、最大の仕事なのです。
『東大生を育てる親は家の中で何をしているのか?』おわりに より
【関連記事】
Komentarze