ハードカバーなだけでも 怯むのに
サイズはA5版
ページ数は 250ページ以上
加えて
『改革派教義学』といういかめしい(?)タイトル
重厚感... 半端ないです
食卓に置いていたのを見かけた長男(小6)に
「序論だけで こんだけ...?」
と 引かれました...
ほんとに ごもっとも...
私自身も
恐れをなして
長い間 積読状態でした
しかし
実際に 開いてみると
思いのほか 読みやすい
丹念に 抜け目なく 論じられていますが
決して 難解ではありません
じっくり 時間を かければ
納得がいくように作られています
読めば 読むほど
この装丁は
重々しいというよりも
内容と同じように
しっかりした作りなのなのだ
と 感じるようになりました笑
特に
聖書論に至るまでの議論は
読み応えがありますね
(偉そうに聞こえたらごめんなさい!)
おそらく
著者は 意識しておられないでしょうが
藤本満著『聖書信仰』と『聖書信仰とその諸問題』を読んで
引っかかっていたものが
収まるべきところに
収まっていく感覚を得ました
改革派内の強調点や 議論の手順の違い
また 他の教理との関係性などが
整理されていて
かなりスッキリしました
ただ 一冊目に選ぶには 少し議論が丁寧すぎます
ベルコフやバビンクの入門書に触れた上で
『改革派神学入門 改革派信仰とは何か』を読む終えてからなら
無駄に つっかえずに
読み進められるのではないでしょうか?
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