W. ブルッゲマン著『詩篇を祈る』
- おいまつ÷のぞむ
- 2020年7月16日
- 読了時間: 2分
感覚的な物言いで申し訳ないんですが
神学者との関わりにも
相性があるように思います
その主張の 良い悪いの以前に
何となく 付き合いづらい…
視点の取り方
表現の仕方
踏み込み方
その癖が
好きになれない
私にとって
ウォルター・ブルッゲマンは
そんな「合わない」タイプの神学者です
他者が 引用する彼の言葉には
目を惹かれます
欺瞞を射抜く彼の主張に
しびれることもあります
ただ、彼の単著を読んでいると
疲れてしまいます
「そこまで言えるのか?」と首を傾げたり
「わざと振れたな」と バランスを取ろうとしたり
と…
忙しなく感じます
けれども
『詩篇を祈る』は
違いました
とても しっくりきたのです
ブルッゲマン本人も述べているように
彼の神の捉え方
特に神の主導権の理解は
「改革派的新正統主義神学」の流れに沿うものではありません
その点は
違和感を覚えました
しかし
その辺りをのぞけば
かなりすんなり入ってきました
また
おそらく
私個人との相性の前に
思想的背景と神学分野の相性も
あるのだと 思います
能動的な参与、感情的な没入を求める詩篇というテキストは
(いわゆる)ポストモダン的な思考(嗜好?)と
馬が合うのでしょう
静的、理性的、近代的な捉え方では
掴みきれないものを
拾い上げてくれているように
感じました
この本は
詩篇を祈るという信仰的応答が
信仰生活を豊かにしてくれるということを
受け止めさせてくれる本です
これを実感にまで
持っていきたいですね
【関連書籍】
W. ブルッゲマン著『旧約聖書神学用語辞典』
B. W. アンダーソン著『深き淵より』
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