私が神学生の時のヘブライ語の教科書は
Thomas O. LambdinのIntroduction to Biblical Hebrewでした
この本はとても実践的なもので
聖書を読みつつ学べるように
書かれています
聖書を開いたときに
分からないことがないように
一つ一つの項目に
かなり詳しい解説がなされています
反面
情報が多すぎて
把握しきれない 記憶できないという難点があります
そして
何より
英語だということが
ハードルを高くしています...
ですから
より入門に適した本はないものかと
探し求めてきました
そんな中
先日、KGKの学生に一冊の教科書を紹介してもらいました
これは白水社という一般の出版社から出されているもので
ミッションスクールの大学などでも
用いられているようです
この本の良いところとして
・網羅的ではなく要点を押さえて記述されていること
・頻出するものには、より詳しい説明がなされていること
・例文の9割以上が聖書から取られていること
を あげることができるでしょう
20課で160ページと
分量もお手頃です
学び始め だけでなく
復習するにも
ぴったりのものではないでしょうか?
発音と音価の表記を
現代ヘブライ語に合わせているため
ダゲッシュやtransliterationについては
加えて学ぶ必要があると思いますが
とりあえずやってみるには
ちょうど良い内容だと思います
私もボールペンを持って
もう一度 読み始める予定です
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